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ビジネスマジシャン 浅利裕哉

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ビジネスマジシャン浅利裕哉さんインタビュー

ホテルのスーパーバイザーからマジシャンへの転職

ビジネスマジシャンの浅利裕哉さん

――自己紹介をお願いします。

一応名刺ではビジネスマジシャンという名前でさせていただいています。浅利裕哉といいます。ホームページとかブログとかでは「ビジマジ」と略しています。

最初は趣味で、高校2、3年生ぐらいの時からさせていただいています。趣味で始めたのも数えると7年ぐらいになります。きっかけはあまり覚えていなくて、いつの間にかという感じです。

テレビでマジシャンがマジックをやっていて、2つ上の兄と一緒に見ていたんです。2人で見ていて、種を明かそうみたいなことをやっていて、1個種が分かったんです。面白いなと思いました。

でもその時が「やるぞ」というきっかけではなかったんです。その数日後に家族と一緒にスーパーマーケットみたいなところに行って、ちょっと大きめのところだったので、マジックコーナーというのがあったんです。

そこで「この前そういえばマジックをしていたよな」と思って、マジックのグッズを1個買ってみたんです。

有名なライジングカードというカードが上に上がっていくというトランプのマジックで、それがテクニックなしで素人でもできるという仕掛けのあるもので、それを買ってみて、何より感動したのが種だったんです。

種の裏側を見た感じで、こういう仕掛けでこういうのが成り立っているんだとすごく感動しました。

そして、最初は、マリックさんが昔やったような煙草を貫通する仕掛けのあるコインとか、さっきみたいな自動的に上に上がっていく仕掛けのあるトランプとか、そういうのをたくさん買っていきました。

最終的に本とかDVDでテクニックを磨いて、いつの間にかはまっていった感じです。

実際、高校生の時から人前でやっていました。母が居酒屋をやっていて、その手伝いを兼ねて、母が「趣味でマジックを始めたからちょっと見てやってよ」と言ってくれました。

僕も練習になるので、もちろん無料でやらせていただいて、その時からお客さんに見せるのが好きになりました。それでいつの間にかマジックを始めていたという感じです。

ホテルのスーパーバイザーを退職して

――実際仕事として始めたタイミングは?

2年ぐらい前までは普通にホテルでスーパーバイザーという仕事をやっていたんですけど、それを辞めて、そこから独立したという感じなので、節目としては2年前からマジックの仕事を始めたという感じです。

それまではホテルの仕事もしながらお店でやったりしていたんですけど、自分の中ではやはりテクニックが落ちちゃうので、見せられる場所がほしかったんです。辞めてからは1本に絞ってやっていますね。

ビジネスもマジックも慣れることで技術や知識を活かせる

――今やっている主な仕事先や仕事の内容は?

いくつかやっていて、パフォーマンスの方と、今メインでは人に教える方をやっています。

パフォーマンスの際は、イベンターの知り合いが多いので、イベントでマジックを見せたりとか、結婚式とか、そういうところでパフォーマンスをさせていただいてます。

あとは月に1回から2回、企業さんにたまたまオファーをいただいて、それも人に紹介していただくんですけど、そういうのを中心にやっています。

あとはアメブロやいろんなSNSを中心にやっていて、ビジネスマジシャンと書かせていただいているとおり、いろんなビジネスとリンクして、マジックを中心に置いてやっています。

例えばパフォーマンス、教えること、あとはちょっとネットビジネスとかやっています。あとメルマガをやったり、Youtubeで動画配信したり、マジックを中心に色んなことを展開しているという感じです。

テクニックより道具に慣れることが大事

――日々練習は大事ですよね。

そこが実はあいまいで、表現の違いになるんですけど、練習といえば練習なんですけど、マジックの練習ってほとんどしないんです。

練習というより「ただトランプを触っているだけ」というのは1日1時間から2時間、絶対取るようにしています。というよりも、「トランプを触るぞ」という時間は作らないです。

テレビやパソコンをしながらとか、何かしながらトランプとかコインをいじっているという、それが一番大事なんです。初心者の方でも一番大事なんですけど、マジックに慣れている人でもそれが大事です。

マジックを教える時に絶対伝えるのが、種を覚えたり練習したりはほとんどしなくていいですよということです。それから入ると難しいのでみんな挫折しちゃうんです。

一番先にやらなきゃいけないのは道具に慣れることなんです。それを結構飛ばしちゃう人が多くて、例えば趣味でマジックを始めようと思って、Youtube動画で種を見て練習するんだけど、難しいから「やっぱりいいや」と止めちゃうんです。

トランプとかにまだ慣れていないから、難しいのは当たり前なんです。そこを乗り越えていけば上達も早いですし、その後のマジックがスムーズに覚えられます。だからそこをまず重点的に教えています。

時間がないという言い訳ができちゃうので、慣れる時間というのをわざわざ作るのは、人間は苦になっちゃうんです。

だから慣れるという時間はテレビを見たりとか、片手間でコインを触っているだけでもいいですし、ちょくちょく自然とやるようにして、それでいつの間にか慣れるようにしましょうと、日常の一部にしちゃうというのを最初にやっていただくんです。

そうするともうトランプに慣れているので、テクニックは簡単に覚えられますし、手が慣れていると人の目をみてコミュニケーションを図りながらマジックができるんです。

アマチュアのマジシャンはそれができない人が多くて、テクニックはプロよりすごい人もいるんですけど、ずっと下を見ながら「引いてください」とか、コミュニケーションが取れないんです。

それと、やはり人慣れしていなかったりとか、見せる場所がなかったり、トランプに慣れていなかったり、そういうのがあるので、スポーツも一緒なんですけど、最初にとにかく触りまくりましょうと言います。

ビジネスも知識を活かすには慣れること

――技術よりもまず手足のように動かせるようになるということですね。

そうですね。僕も硬式テニスをやっていましたけど、やっぱり先生に最初に教えられたことはボールやラケットに慣れることで、いきなりスピンとかサーブの練習はさせないので、そこはマジックも一緒じゃないかなと思います。

もっというと、僕はビジネスも一緒だと思っています。やはりノウハウや知識は最初に詰め込みやすいですけど、それを活かすことに慣れていないんです。

良いノウハウがあってもそれを活かす慣れの部分を最初に作っていないので、大体皆さん挫折しちゃうんです。それも全部繋がっていると思うんです。

だから「ビジネスマジック」なわけで、ビジネスとマジックってすごく繋がるなと思ってこの名前にしているというのがあります。

あとは、ビジネスマジシャンってあまり名前を聞いたことがないので、例えばSNSだったらSEO対策でトップに来たりします。

ビジネスとマジックって結びつきにくいというギャップがあるので覚えてもらいやすいというのがあるのと、単にビジネスマジシャンって名乗ってる人がいなかったので自分で名乗っちゃおうと思ってこの名前にしました。

ホテルの仕事からマジシャンへ―最初にやったのは人脈づくり

――独立してみて、ホテルの仕事をしながらの時とギャップはなかったですか。

会社を辞めてから最初にやったことは人脈を集めることだったんです。やはり時間という余裕が生まれたことは大きくて、月に多い時は20本ぐらい交流会とかパーティに行っていました。

週2日とか3日とか行っていて、マジシャンなので主催の方、イベンターの方に声をかけられるんです。

主催の方って他の主催の方とかにつながってることが多いので、そういうのを色々横のつながりで教えていただいて、紹介していただいて、イベンターの方に呼んでいただくということが多いです。

そこで名刺を配ったりしてまた人脈を広げて、というのを3、4ヶ月させていただいたんです。

今も継続していますけど、今は人の紹介だけで人とお会いしているという感じですね。時間が生まれたことによって人とたくさん会うことができます。

加えて今、動画に力を入れているので、動画を録る時間、編集する時間とか、そういうのも時間が自由に使えるようになったのは大きいです。

ネットのつながりも今後強化していこうと思っています。

Youtubeとかでもアマチュアのマジシャンの方から結構メッセージをいただくので、そのつながりを深くして、アメブロ、ツイッター、フェイスブックなどのいろんなSNSを利用して、最終的にはコミュニティ化していきたいんです。

アマチュアの人って結構下向きな人というか、外に出ようという気持ちを持っている人が少ないので、そういう人達を集めてみんなでオフ会して、仲間を増やすようなことをやりたいです。

やってみるとその人それぞれ、ライバルもできるのは良いことですし、あとはやっぱり刺激になります。自分のマジックを磨こうというポテンシャルも上がるので、そういうのは後々やっていきたいなと思っています。

ミスターJの立ち居振る舞いを見て学ぶ

――始めた時に師匠的な存在の人はいたんですか。

いなかったです。ずっと独学でさせていただいています。

高校の時は、高校のテニス部の顧問がマジックを10年ぐらい趣味でやっていて、月に1回か2回マジック教室に通っていたんです。おじいちゃんおばあちゃんが通うようなところで、その教えている方が日本奇術協会の副会長さんだったんです。

ミスターJさんという方で、日本でほとんどやる人がいないマスクのマジックをやったり、マジックバーを自分で運営していたり、すごい方がいらっしゃって、せっかくだったら来てよと言ってもらいました。

そこでマジックは習わなかったんですけど、例えばその方はステージマジシャンだったので立ち居振る舞いがすごく大事なので、姿勢の作り方とか目線の動かし方とか、そういうのは見て、教えていただいたというより自分で見て盗んだというのが近いかも知れません。

教えてもらったという存在がいるとしたら、その方かなという感じです。

マジックは100個覚えたら100個忘れる

――常に新しいマジックも取り入れたりしているんですか。

実はここ1,2年取り入れていないんです。マジックって本当にバラバラなんですけど、世界の規模でいうと新しいマジックとか進化したマジックというのが1日200個生まれていると言われているんです。

まずその時点で追いつけないなと思います。それだけ進化が目まぐるしい世界なんですね。今後もっと発展していくと思います。

僕も一時期マジックバーとか行っていましたけど、その時はネタに困るというか、お客さんもたくさん来ますし、常連客だから同じマジックを見せちゃいけないので、そうしたらやはりネタに困るので、その時は買っていました。

今はそういうこともなく、例えばパーティとかイベントって初めて会う方ばかりなんです。だから自分が決めたルーティンというのを持っているので、そのルーティンを磨いたりというのを唯一やっている感じです。

それを時には変化させたり、もっと別の見せ方を取り入れたりで、だから新しいのを持ってくるというのはほとんどしないですね。だから最近新しいマジックに全然詳しくないんです。

ネタ数は200から300なんですけど、マジックって100個覚えたら100個忘れるイメージなんです。

トランプなんかは結構似ているのが多くて、新しいのを覚えると、古いネタは練習していないと忘れちゃうんです。だから合計でそれくらいはありますけど、常にできるマジックは100個ぐらいしかない感じです。

お客様とのコミュニケーションが図れるクローズアップマジックを中心に活動

――今やっているのはトランプだけなんですか。

僕はクローズアップマジックというのをやっています。マジックって5段階ぐらい種類があって、イリュージョン、ステージ、パーラー(サロン)、あとはテーブル、クローズアップマジックと段々と小さくなります。

イリュージョンは引田天功さんみたいな大がかりなもので、ライオンを消したり東京タワーを消したり、人を切断したりとかするものです。

ステージマジックは鳩を出したり長めのロープを使ったり、カードマニピュレーションといってカードをポンと出したりするものです。

サロンマジックはステージとテーブルの間みたいなイメージですね。

テーブルマジックはテーブルを使うもの、クローズアップもテーブルを使ったりもするんですけど、立ったままでもできます。

あと日用品を使うことが多いです。トランプに始まり、コインとか名刺とかペンとか、あとはティッシュ、スポンジというのもありますし、輪ゴム、ハンカチなど本当に身の回りにあるものを使ってやるのが特徴です。

私がクローズアップマジックが好きなのは、コミュニケーションしながらマジックをできるというのに魅力を感じているからです。

ステージはほとんどやったことがないですね。お金もかかるというのもあるし、練習する広い場所も必要だし、道具のしまいどころがないんです。

クローズアップはトランプ1個あればできるし、練習はいつでもできるというのもあります。

人に教えるのも全部クローズアップマジックで、わざわざ道具を買ってもらう必要がありません。そういうマジックに絞ってやっています。

ミスターマリックさんは全部できます。多分マギーさんも、全部できると思います。あまり見ていないですけど、実力が凄い上なので。

年末年始に多いイベント

――忙しい時期ってありますか。

10月はハロウィンがありますし、12月とか1月、2月は結構イベントがあります。クリスマス、忘年会、新年会などで、新年会は遅れると2月ぐらいになるので、10月から2月ぐらいの間は1年の中では多い方です。

芸能関係者のパーティとかは、僕は1回しか行ったことがないです。

イベント関係の方で芸能関係のつながりの方も結構多いので、その方に呼んでいただいたり、あとはお金は今回出せないけど宣伝で来たらいいんじゃないかな、というので人脈を広げるために行ったりしました。

サポーター役をやっていきたい

――今はSNSを中心に考えていらっしゃるとのことですが、テレビに出たいとかは思いますか。

自分の今後やりたいことを広めるためにはもメディアを使うのはすごくいいことだとは思います。

自分の中で、どちらかというと目立ちたい方ではなくて、支えたいサポータータイプなんです。

マジック教室などでも、マジシャンを育てるというわけじゃないですけど、誰かのサポーター役をやりたいなと思っています。

自分が前に出るよりそっちの方が得意でもあるので、人見知りだし目立ちたがりではないんです。ちょっと矛盾している感じはするんですけど。ただ、機会があるんだったら経験として出てみたいというのはあります。

工夫次第で大人数にも見せられるクローズアップマジック

――最大何人ぐらいの前でやったことがありますか。

300人ぐらいです。高校生の時はステージもやりましたし、2年前のハロウィンパーティも230~240人ぐらいのステージでやりました。

ただメインはクローズアップマジックなので、近い方がお客さんも分かりやすいし楽しめるんです。

クローズアップって距離が近い限定っていうイメージがあるんですけど、基本はそうなんですけど、ただ結婚式だと70人とか80人の前で近距離型のクローズアップマジックもやったりします。

ゆっくりやって、角度も人に見えやすい角度、時間をかけてやると、ほとんどの方が楽しめるようにはできるんです。ただクローズアップマジックは、種類的には1人から10人ぐらいの規模がちょうどいいマジックではあります。

マジックはリカバリーが可能

――失敗しちゃうこともありますか。

実は腐るほどあります(笑)。ほぼ毎回といっていいかも知れないです。

取り返しのつかない失敗とかはないんですけど、失敗というか、自分の中で失敗したなというのはたくさんあります。

例えばテレビで見たことがあるかも知れないんですけど、レモンの中にトランプが入ったりとか、ワインボトルの中に入ったりとか、あれを間違えちゃうと取り返しがつかないんですよね。

種のところに関わるからあまり言えないですけど、準備はしてあるので、例えば違うものを引かれちゃったとしたら、レモンに入っているトランプと違うわけです。

これは取り返しがつかないなという失敗になって「ごめんなさい」となるんですけど、ほとんどのマジックはリカバリーができるんです。

マジシャンしかゴールを知らないので、例えばマジシャン的には本当は失敗したとしても、お客さんからは「失敗に見せて成功なんでしょ」というふうに見せられればOKなんです。

本当は失敗したとしてもリカバリーができれば最終的には成功になるので、そこを学ぶのは、現場を知らないアマチュアの方はなかなかできないですね。

リカバリーって練習でどうこうできる問題ではないんです。実際現場でお客さんの前でやって、失敗して、「やばい、失敗した」という時のアドリブの回数で、リカバリー力が付くんです。

だからそこもアマチュアの方に伝えておいた方がいいところではありますね。

マジックや動画の技術は海外マジシャンの動画を参考に勉強

――お休みは取れますか。

仕事と休みの時間ってあまり分けていなくて、毎日一緒なイメージです。時間があった時はやはり、動画作りしようとか編集しようとか、そうなりますね。

あと僕は外国のマジシャンが好きなんです。

レベルもすごく高いし、マジックの技術だけじゃなくて動画のレベルもすごく高くて、僕も動画の勉強をさせていただいているのは全部外国のマジシャンの動画を見てなので、その人達の動画を見て勉強したりします。

あとは人のご紹介をいただいた時は人に会ったり、仕事をいただいた時は仕事だったり、そういうふうにやっているので、今日は休もうというのってあまりないです。

動画を録ったり編集するのも好きだし、見て勉強するのも好きだし、そういう時間も動画を見ながらトランプをいじったりしてるので、実質的には自分の中では全部一緒なので、休みという概念があまりないかも知れません。

アメリカ留学も経験

――海外に行ったりもしますか。

台湾に1回とアメリカに2回行きました。

ホテルの仕事を今まで2つさせていただいたのですが、六本木のホテルに高校卒業後に入らせていただいて、そこで1年半仕事をさせていただいて、その時に貯金したお金でアメリカに1年ぐらい留学していたんです。

帰ってきて、今度は他系列の麻布十番のホテルでバイザーをさせていただいたという経緯があります。

英語が高校終わりぐらいに好きになって、英語を学びたいというのと、マジックの本場ということでマジシャンのレベルも直接見たいというのと、あとはアメリカという国自体を知りたかったんです。

人間性とか環境とか文化とか、そういうのを知りたいと思ってアメリカに行きました。ビザが学生ビザしか取れなかったので、カリフォルニアで英語を学ぶ学校に行きました。

実際週5日間は普通に学生として、土日とかを使って例えばマジックショップに行ったりしました。

あとテニスが好きだったので、あっちは土地が広くてテニスコートとか普通に公園にくっついているので、友達とテニスをやりに行ったりしていました。マジックショップは2,3回しか行っていなかったです。

でも1回運よく偶然、ステージマジックのすごいやつを見ることができました。

ステージマジシャンを集めた団体の方々がいて、それが1年に1回ぐらい地域を回ってるんです。それでたまたまカリフォルニアの大学でやるというチラシがあって、それを見つけてみんなで行ったんです。

7,8人ぐらいのステージマジシャンのマジックを見られて20ドルぐらいでした。日本円で2,000円ぐらいなのですごく安いですよね。

レベルもすごく高くて席もすごくいいところが取れて、大学のホールを使ってやったので200~300人ぐらい入る程度だったので、万遍なく見られて20ドルだったのですごく安いと思いました。

多分日本だったら1万~2万円ぐらい取られるレベルのマジックだったので、それはすごく運が良かったと思いました。当然のことながらすごく上手でしたし、面白かったです。

働きやすい環境が目標―ぶれないためにゴールを見据えて

――仕事をやる上で悩みやイマイチだなと思う時はありますか。

毎日思っていますね。もっと絶対に上手くいける方法ってあると思うんです。それは色々探している最中でもあります。

マジシャンってたくさんいるし、マジックができる方は日本でも外国でもたくさんいるんですよ。なのでこれからの時代、マジシャンだけじゃ食べていけないと思っているんです。

例えば動画戦略を立てて、いろんな人とチームを組んで、マジシャンでもいろんなビジネスをやるとか、そういうのをやっていかないと日本では潰れていくなと思って、いろんなビジネスとかも勉強して、人のつながりも作らせていただいています。

マジックができる人は沢山いるので、マジック以外の何かを持っていないと多分生きていけなくなると思っています。

マジック以外もそうだと思うんですけど、1つの仕事をやっていくのも素晴らしいことだと思うんですけど、それ以外の何かも組み合わせていかないと、これからは1本だけというのはなかなか厳しいかなと思います。

アメリカはそういう時代になっています。日本も10年後20年後、そうなっていくと思うので、準備をしていった方がいいと思います。

人とのコミュニケーションがやりがい

――仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。

動画だったらコメントをいただいたりとか、あとは動画の実演解説とかも、実演だけ動画でアップして、解説はメッセージをやり取りしたい人にURLを渡してるんですけど、そういうコミュニケーションを図れるのは楽しいです。

ネットの力ってすごくて、こういう人がいたんだというのをすごく知ることができるんです。

僕の知らないマジシャンを紹介してもらったりテクニックを紹介してもらったり、それはアマチュアマジシャンの方なんですけど、出会ったことのない方ですけど、そういう方とコミュニケーションを取れるというのはすごく楽しいです。

やはりネット上といっても人対人になるので、それはすごく楽しいですし、何より生きがいとしてはマジックを人と一緒にやるというのは一番楽しいですね。

「何のためにやるのか」を根本に置いて

――マジックを趣味から始める人が多いと思うんですが、趣味のまま終わる人もいれば、「これでやっていきたい」という人も多いと思います。そういう方に何かメッセージをお願いします。

マジックの業界に関わらず思いますが、例えばマジックだったらマジックを何のためにやっているのかという根本に持っていかないと、どんな方でもぶれるんじゃないかと思います。

僕は人に見せるのがすごく大好きで、例えばセミナーとかマジック教室をやる目的というのも、マジックの世界を少しでも知ってほしいということで、最大の目標はアメリカみたいなマジックの文化を持ってきたいと思っています。

マジックというのが当たり前になって、マジシャンが生きやすい環境を作るというのが今後の目標なんです。

そういう最終目標、ゴールを最初に設定していないと、道がぶれて、ここが違うなと思ったらやり直さないで辞めちゃう人が多いんじゃないかと思います。

ゴールを設定していれば、例えば壁にぶつかったとしてもそのゴールへの道を変えればいいだけなんです。

でもゴールを設定していないとぶれるし、やめる人が多いと思います。これはマジックに関わらずどんな業界でもそうだと思います。だからそれを何のためにやるのかというゴールを最初に決めるというのが大事じゃないでしょうか。

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