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アクセサリー工房プリンセス 内村十祈子

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ブライダルアクセサリーショップ経営者の内村さんへインタビュー

これは仕事になりそうだと

ブライダルアクセサリーショップ経営者の内村十祈子さん

――自己紹介をお願いします。

内村十祈子(うちむらときこ)と申します。神奈川県横浜市でブライダルアクセサリー専門のネットショップの経営をしております。

個人事業なので基本一人でやっています。商品をデザインするところから、それを作ってネットにアップして、注文が来たら同じものを新しく作って送るという作業をひと通りやっています。

――今の仕事に就いたきっかけは?

直接的なきっかけは、ウエディングドレス屋さんにアルバイトで勤めたのが最初です。

そこで使っているアクセサリーを見て、自分でも作ってみたいと思ってしまって、早速その週末に資材屋さんに行って材料を仕入れ、試しに2点ほど作ってみました。

それは2000年のことなのですが、ちょうどインターネットもだんだん普及してきてヤフオクなどをやる人も徐々に増えてきた時代だったので、試しに出品したのです。

そうしたら結構簡単に売れてしまいまして、それで作っては売って作っては売ってを半年ぐらい続けました。

これは仕事になりそうだと思い、お店としてきちんとサイトを作ったというのが経緯です。

それまでアクセサリーを作った経験はありませんでした。前職で6年ほど会社勤めをしていたことがあるのですが、その時にはデザイナーをしておりまして、アクセサリーのデザインもやっていました。

他のデザインも色々やっていたのですが、その中で一番楽しかったのがアクセサリーのデザインでした。

それから結婚して仕事を辞めてアルバイトをして、今の仕事になりました。

最初から得意分野だったので、慣れたとかはないですね。楽しんでやっています。

最低限の美的センスと職人的技術が必要

――デザインをする時は、どうやってネタのようなものを見つけますか。

ブライダル雑誌を見てインスピレーションをもらったりはするのですが、真似をしてはいけないので、そこから色々簡単にスケッチしてみたりします。

思いつかない時は全く思いつかなくて、思いつく時は次々にアイデアが降ってくるというイメージです。ですので思いついた時にまとめてスケッチを残しています。

――仕事をする上で必要な技術や心構えは?

徐々に習得していった部分もあるのですが、最低限の美的センスですね。あとは作るという作業も自分でやっているので、職人的な技術も必要だと思います。

心構えとしては、1人でやっているのですべての責任を自分で取るという覚悟です。

――普段の仕事の中で気を付けていることは?

不良品を出さないということです。

普段使い用のアクセサリーだったら、例えば途中でネックレスのチェーンが切れてしまっても許されますけど、結婚式では絶対にそれが起きてはならないので、それに関しては本当に注意しています。

すべて1人で作って外注に出さないのは、そういう理由からです。常に一定レベルをキープしなくてはいけない、クオリティにムラがあってはいけないというところです。

ブライダル業界でありがちなトラブル

――仕事の中で困ったトラブルはありますか。

ブライダル業界でありがちなトラブルとしては、写真だけ撮って返品するというケースがあります。

本当にごくごく一部の方なのですけど、1回しか使わないものなのでそういう方も中にはいらっしゃるんですね。

そういうケースがあるということはドレスショップに勤めた経験から知っていたので、私のところでは最初から返品不可にし、その代わりに選ぶ段階での事前カウンセリングを充実させています。

ネットショップでのブライダルアクセサリー販売は時間的自由度が高い

――1日どれぐらい働いていますか。

本当にまちまちで、1時間とか2時間ぐらいの日もあれば8時間以上やる日もあるので、決まりがないです。

自分で自由に決められるので、忙しい時間帯も決まっていません。忙しい時期はブライダルシーズンのちょっと前です。春と秋が結婚シーズンなので、4月と9月あたりが忙しいです。

休みの日も決まっていなくて、休みたい日や急ぎの仕事がない日がお休みの日です。

休日の過ごし方は、仕事に役立ちそうなセミナーや勉強会に行ってみたり、あとは仕事の技術的な部分で役立ちそうな講習会に参加したり、家にいる日は録りだめしたビデオを見ます。

――働いている中で良かったと思うことは?

雇われていないので、通勤電車に乗らなくていいというのがすごく大きいです。

出勤時間や休みなど、全て自分で決められるので非常に自由度が高いです。

リピーターがいない業界

――イマイチと思うことは?

1人でやっているネットショップって結構孤独なのです。

ブライダル業界の問題点というか、どうしても仕方ないことなのですが、リピーターがいらっしゃらないんです。

なのでお客様と知り合いになるということがありません。そういう意味ではとても孤独な仕事です。

――あえてブライダルに絞っている理由は何ですか。

私は綺麗なものに囲まれているのが好きなので、私にとって綺麗なものの最高峰がブライダルだったのです。

資材の在庫管理にしても、ホワイト系に絞れる点が魅力でした。

アクセサリーを作れる人は山ほどいます。だから一般のアクセサリー業界へ参入するには敵が多いかなと思いました。

ブライダルだけやっているという人は、今ではかなり増えてきましたが、私が始めた頃は本当に少なかったのです。

ブライダルアクセサリーのネットショップでお客様のマリッジブルーが解消

――この仕事が向いている人、向いてない人は?

最初にも申し上げましたが、最低限の美的センスは絶対必要だと思います。

あとはよくお客様に、手先が器用じゃないとできないですねと言われます。

それも確かにあるのですが、それ以上に細かい単純作業を延々とできるかどうかという性格的な部分が大きいと思います。それがきついという人は、あまり向いていないと思います。

――お客様に言われて嬉しかった言葉は?

「内村さんに頼んで本当に良かった」と言ってもらえた時です。

あとは商品が到着したときのお礼メールで「実はすごくマリッジブルーだったんですけど、内村さんの作品を見てそれが吹き飛びました」と言ってもらった時は、本当に嬉しかったです。

女性にとって人生最大のイベントに携われるということは、誇りに思っていますね。

トライ&エラーでやりたいことを見つけて

――このインタビューを見ている方にメッセージをお願いします。

好きなことを仕事にして、それをずっと好きでいられるというのが理想形だと思います。

でも、そこに到達するまでには転職したりとか、色々試行錯誤があるので見つけるまで時間がかかることもあると思います。それはトライ&エラーで良いのではないでしょうか。

出来る時にできるだけ多くの仕事を色々やってみる、その中で何かやりたいことがおそらく見つかると思います。

アクセサリー工房プリンセスの公式サイトはこちら
http://net-princess.com/

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