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オランジュ 穴澤淳子

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吉祥寺のエステとネイルサロン「オランジュ」穴澤さんインタビュー

エステやネイルは資格よりも経験と実績が大事

エステとネイルのサロン「オランジュ」代表の穴澤淳子さん

――自己紹介をお願いします。

エステとネイルのサロン「オランジュ」の代表をしております。穴澤淳子と申します。

ここのサロンは最初自宅からスタートしたんですけど、4年目になりまして、皆さん本当にいい方ばかりに巡り合っておりまして、私自身も日々成長しております。

エステとネイルの仕事なんですけど、時には自分の個人的な事もさらけ出したりして信頼関係を築く事で、より幅広い人間関係の構築に日々精進しております。

サロンを開くきっかけの1つとして自分が病気をした事が挙げられます。本当に心身共に健康でなければ美はありえませんので、お体の事ももちろん精神的な事も含めて、トータル的にケアしていきたいと思っています。

私自身もその中でいい情報があればどんどん吸収して自分の健康や美容にも繋げたいなと思って、日々頑張っていきたいなと思っております。

仕事をする上で必要な技術や心構え

――仕事をする上で必要な技術や心構えを教えてください。

最低限の技術というのは、私はおかげさまでいい先生にばかり巡り合っているので、そういう方を本当に見習おうと思ってやっています。私の周りには技術の確かな方ばかりなので、そういった面ではありがたいと思っています。

ただやはり技術の上にもう1つ必ず人間性というものが必要ですし、私が出会えてよかったなと思う方は最終的には人間性のある方だと思っています。

なので、このサロンについても、私だから来て下さるとか、私だから信頼出来ると思って下さるように、日々努力しております。

――エステとネイルをする上で何か資格が必要ですか?

基本的には教わった先生方の考え方もありますし、日本はまだ美容というコンテンツが確立されていないと私は思っています。

最近は美容という情報が1人歩きしている事と、日本はどうしても女性が年齢を気にする社会なので、特に美容に関しては年齢と凄く密接な関係にある業種だと思います。

ですから中々難しい業種ではあるんですけど、技術に関してはもう技術だけという考え方もありますし、資格という風に囚われている人もいると思います。

逆に技術や資格がなくても職人の部類としてやっていける業種でもあります。そういう意味ではまだまだ統一性がありませんね。

私自身もエステの民間資格は持っていますし、ネイルに関しても大きな協会があって資格もありますので、それを目指してやっていらっしゃる方も多いと思います。

ただそういう資格がなくても、トップエステティシャンやトップネイリストと言われている方もいらっしゃいます。要は経験と実績があれば集客は見込めるという事になります。

とにかく練習を重ねて色々な所に出向いていく事で経験を重ねて、それによって技術が計れる職種でもあるので、今のところは本当に経験と実績に重きを置いた方がいいと思います。

ただ資格というのは自分のモチベーションを上げる為には必要なものだと思いますので、ツールとして活用するのはいい事だと思います。

私はネイリスト検定を持っていますし、日本エステティック協会にも入っていますけれども、あまり重要視はしていませんし、自分が教わった先生もどちらかというと資格などには囚われたくないという方が多かったですね。

私は先生方が大好きなので、その先生の考え方の方がいいのかなと思ってこれまでやってきました。

次々新しい物が入るエステ業界、土台を構築したうえでどんどん吸収を

――どれぐらいでこの仕事に慣れましたか?

正直、今でも仕事に慣れたかどうかは分からない部分があるんです。先ほどもお話ししたように結局は職人の仕事ですので、終わりがないんですよ。

ですから自分が出来ているかどうかという判断は、多分一生出来ないで終わると思います。日々勉強という事です。

特に日本は新しい物好きなので、次々に新しい物が入ってきます。ですから土台をしっかり構築した上で新しいものを吸収していかなければいけないという事が、この仕事の特徴でもあると思います。

どんなに新しいものを吸収するにしても、最初の土台だけはしっかり築き上げていった方がいいと思います。

――仕事の中で困ったトラブルとかはありましたか?

技術的に怪我をさせたという事はうちのサロンではおかげさまで非常に少ないんですけれども、私はお客様に対して正直に全て申し上げているのでその内容をお客様が判断して来なくなってしまうという事はあると思います。

普通にお客様がお店を選ぶという感覚ですね。サロンというのは私の所だけではないので、最終的にはお客様が自分にあったお店を選ぶ事になるかと思います。

ですから私にとってはトラブルのつもりじゃないんだけど、お客様にとってはトラブルだったという事が分からないのが1番困ります。

トラブルと分かれば対処のしようがあるんですけど、お客様からしたらお店を替えればいいだけですのでわざわざ私に言ってくる事もありません。ですからそういったお客様にとってのトラブルが1番怖いなと思います。

――普段の仕事の中で気をつけている事はありますか?

私自身が1番元気である事ですね。心身共に元気でないと笑顔も出ませんし、活力も出ません。本当なら自分ももう少し休みを取って遊んでいなければいけないと思うんです。

ただ一方でこういう仕事はお客様に入って元気をもらうというところもあって、私はお客様によって元気をもらうタイプなのであまり遊ばずに仕事に専念しているんです。

ですから笑う訓練をして、お客様にいい笑顔を提供出来るように心がけています。私はよく、いい笑顔というのはどんなものだろうという事で鏡を見たりして、いつも研究しています。

エステやネイルの日常化―差別化が難しい

――1日どれぐらいの働いていらっしゃいますか?

これは自由業の難しいところなんですけど、営業時間はあってないようなものなので、働く時は朝から夜までお客様の生活スタイルに合わせて働いています。ですから多い時は10時間とかそれ以上働いています。

逆にお客様がいらっしゃらない時は、自分の為とかサロンの為の時間だと思って大切に使うようにしています。

定休日は、今はないです。基本的に不定休ですね。

これも凄く難しいところで、不定休という性質上いつ休んでいいのかいつも悩んでいるんです。休みの当日、出先でお客様からお電話を頂いたりする事もあるので、正直定休日があった方がいいのか今迷っているところです。

1番悩んでいるところでして、私も人間である以上リフレッシュしたいなと思う部分が心の中にあるんですけど、やはり常にお客様の事を頭の片隅に置いておかないといけない部分もあるんですよ。

でも自分の為にはリセットしないといけないなと思いますし、いっそお客様に定休日があった方がいいのかどうかお聞きしたいなと思う事もたまにあります。

もし週に1回でもお休みが出来るようになったら、体を動かしたいなと思う事はありますし、後は全然美容とは関係のない趣味を持ちたいなと思っています。

エステティシャンとかネイリストという自分から離れたいなという願望があるので、全然関係のない趣味を持ちたいなと思っています。

ただ趣味というのは心の余裕がないと中々見つけられるものじゃないなと最近思っていて、今でも見つけられずにいます。

やはり遊びの中から見つけていかないとダメだと思うので、もっと色々な所に顔を出していって遊びたいなと思います。

――忙しい時期や時間帯について教えていただけますか?

美容業界の閑散期というのは2月という風に言われているんですけど、今はインターネットの普及によって季節のばらつきというものはなくなってきたような気がします。

つまりエッジがないというか、あまりイベントに囚われなくなってきているので、エステというものが世間に浸透してきたという見方も出来ると思います。

ただそうなると以前のように何かイベントの為にエステに行こうというものがなくなって、経営者側からは凄くやりづらい部分もあるかと思います。

こちらからきっかけ作りをしてあげないとお客様が興味を示さなくなっていると私は感じます。そういう訳で今は繁忙期と閑散期の境目が段々なくなってきているように感じています。

ネイルとエステのサロンが街の中に必ずあって、いつでも出来るという事で、特別感がなくなってきているのかなと思います。

最近は不景気もあって値段も下がってきていましてさらに気軽に通えるようになり、エステやネイルが日常的なものとして皆さんの体にインプットされてきているので、差別化が非常に難しいと思います。

多過ぎるエステ関係の情報―昔の教科書を見て原点に返る

――働いていてよかったなと思う事はありますか?

こんな人と出会う事はなかっただろうなという人と出会えたりする事が1番よかったなと思います。

でもこの仕事に限らず、やはり自分がどれだけ人に会いたいと心で思っているかどうかで相手への見え方が変わってくると思っています。

なので、仕事というよりも1つ1つの出会いを大切にするとか、自分が会いたいと思う気持ちを奮い立たせられるかどうかが大事だと思います。

――仕事をしていてイマイチだなと思う事はありますか?

先ほどもお話ししましたけど、こういう仕事は自由が少ないという事ですね。

この仕事は割と行動範囲が狭い事と1人でやっているので、結局自分の意志で動く事が多いんです。一見すると自由に見えるんですけど、実は意外と自由じゃないなと思う事が結構多いです。

この仕事に関して参考にしている書籍やHPについて

――この仕事に関して参考にしている書籍やHPなどがありましたら教えて下さい。

技術的な事はやはり美容関係のブログとかを拝見する事がありますけど、1番よく見るのは昔使っていた教科書です。教科書と自分がとっていたノートをよく見返している事が多いですね。

今は情報が多く出回っているので、他のサロンのやり方とかを見てしまうとかえって混乱してしまったり悩んでしまったりするんですよ。

それで自分のやり方に不安を覚えてしまって余計な雑念が入ってしまうという事に、最近気付いたんです。

そうすると原点に戻って、自分の使った教科書やインターネットで自分が教わった先生のHPを見て情報を得ようと思うので、必要以上の情報を求め頼らないようにしています。

それから書籍に関しては、経営学とか美容に全然関係のないところからヒントをもらったりする事があるので、自分の今やっている仕事に関する書籍に絞って読んだりする事はあまりないですね。

自宅からスタートしたエステサロン、協力してくれた家族が誇りです

――この仕事に向いている人、向いていない人とはどのような人ですか?

基本的におせっかいな人でないと苦になると思います。本当によく言うんですけど、エステとかネイルの仕事をしてみて、やはりやられる方に快感を得るとか喜びを感じるという方も結構多いんです。

私も自分がきれいでありたいと思ってはいますけども、自分の美容に関しては最低限の身だしなみだけでそれ以上の労力をかけられない時もあるので、どちらかといえばお客さんをきれいにしていたいなと思ってそこに重点を置くようにしています。

そういう気持ちは苦でもあるし、やってみないと自分にどういう素質があるのかが分からないので、何でも自分を決め付けないでやってみるべきだと思います。

実際にやってみて気付く方は、たくさんいらっしゃいます。この仕事で人に奉仕する喜びを得られる事や、この仕事が楽しくてお金をもらうのが申し訳ないと思うぐらいはまっちゃう人もいます。

もう出来ないと思っても、やってみたら意外とはまったという事もあります。

もちろんそこには訓練とか慣れというものが必要で、ある程度の期間は我慢するしかないと思いますけど、最初から決め付ける必要はないし、やってみてダメだったら次にいくという考え方でいいと思います。

――つまり向き、不向きというのはやってみないと分からないという事ですね。

お客様に言われて嬉しかった言葉

――お客様に言われて嬉しかった言葉というのはありますか?

本当に仕事のままになってしまうんですけど、「穴澤さんが言うなら買います」とか「穴澤さんが言うならやってみます」と言われると凄く嬉しいですね。

もうエステも化粧品に関しても最初の一歩を踏み出すのは中々難しいんですけど、女性は何かしらの化粧品を使っているので、そこに値段であったり人の勧めであったり何らかのきっかけがあったからこそ、その化粧品を使っていると思うんです。

ですからそれを私が言っているからとか私が使っているからという事で購入してくれたり話を聞いてくれたりするのは、私を信用して下さっているというところが大きいのかなと思うので、それは急に出来るものではないなと思いますね。

――今の仕事で誇りに思う事があれば教えて下さい。

私の場合自営業なので、営業時間にしろ何にしろ普通の会社とはちょっと違う仕事です。

ですから私はずれているのかもしれないですけど、家族の協力がないと出来ないと思うんです。私は結婚しているんですけど、この仕事をしていて今家族を誇りに思えるなと思っています。

インタビューを見ている方へのメッセージ

――このインタビューを見ている方へメッセージがあればお願いします。

本当に私も人生色々経験してきましたけど、本当に経験というのは無駄にならないと思いますし、どこで役に立つか分からないなという事を今までやってきて実感しています。

ですからもっともっと人の話を聞くという事を、私自身も持っていたいと思いますし、皆さんにも持って頂きたいなと思います。

そうするとさらに人生の幅が広がるというか、本当に自分が変わると周りも変わってくれるので、やはり自分が変わるという事が1番自分にとって幸せなんじゃないかなという風に思います。

オランジュ公式ホームページはこちら
http://esthetic-orange.com/

オランジュfacebookページはこちら
https://www.facebook.com/esthe.orange

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