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BRIGHT 浅野卓

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水販売ビジネスBRIGHTの浅野卓氏へインタビュー

金融会社、マクドナルド…経営の勉強になる仕事を多数経験、その後独立

BRIGHTの浅野卓さん

──自己紹介をお願いします。

浅野卓(あさの たく)と申します。昭和42年7月16日生まれの47歳です。出身は岩手県北上市です。経営者になって、今年で2年ですね。

キャリアの中で一番長いのは、実は金融会社なのです。消費者金融、企業向けの金融、リース、保険などをやっていました。そういう金融スキームを、お金をもらいながら勉強できる環境にいました。

その後マクドナルドに10年勤務していました。マクドナルドや金融会社を選んだ理由というのが、将来自分が経営者になりたいという願望があったので、経営を学べる環境を意識して会社を選んできました。

──経営するに至るタイミングというのはどういうものでしたか。

実は最終的にはリストラがきっかけになりました。役職返上、年収ダウン等々、かなりシビアなことがありました。それでロイヤリティが下がってしまい、こんな気持ちでサラリーマンを続けるより、自分で起業するという選択をしました。

ちょっとネガティブな部分もありつつ、起業するのはこのタイミングかなと思い、ある意味ピンチはチャンスという感じで、ここでやれということなのかなと思って始めました。

起業前の準備としては、外部研修にかなり行きました。アチーブメント、グロービス、あとは社内研修のeラーニングとかですね。そういうのはかなりやりました。ランチェスターもやりましたし、ひと通りやりました。

水=ウォーターサーバーという意識を覆すのが大変

──会社名と扱っているものを教えてください。

会社名はBRIGHTです。輝くという意味ですけど、うちの亡くなった父が輝雄という名前でして、輝くという字を使っていたのです。その1字をもらって、もともと英語の教員でもあったので、英語に変えてBRIGHTという名前にしました。

扱っているのは回帰水という水で、浄水器とペットボトルで販売しています。

コンビニでも水が買える日本の中では、水商売というだけあってかなり難しいですね。

私が今直面している問題なのですけど、水の紹介というとアクアクララさんとか、クリクラさんとか、ウォーターサーバーが非常に出回っていますので、まず水を売るというとウォーターサーバーを売りに来たと思われるのです。

そこの意識をまずひっくり返すのが大変ですね。テレビCMでもウォーターサーバーの露出が多いので、浄水器を付けるという発想に転換させるのが、仕事をする上では一番ハードルが高い部分です。

水を通した総合ビジネスを展開していきたい

──経営者になってから嬉しかったことや楽しかったことは?

誰にも指示されないことですかね。時間を縛られない、予定を自分でコントロールできる、これが嬉しかったですね。

──経営者になって辛かったことや苦しかったことは?

楽しかったと思っていたことが苦しみでもあって、予定がないということは、逆にいうと誰にも管理されないわけですから、下手をすると1日中誰とも話さないということもあり得るわけです。話さなかったことも何日かありますね。

そうすると一体俺は今日1日何をしていたのかとか、あとは休むことへの恐怖ということですかね。常に動いてないと、自分自身が停滞してしまうのではないかという危機感ですね。休むことに罪悪感があるというか怖いというのを覚えました。

もう1つ、これは自分自身すごく感じることなのですけど、誰にも怒られないことですよね。誰にも怒られないということが、むしろ怖いというか、いいのかなと思うことがあります。

人の健康に役立てればという思い

──会社を運営する上で日々心がけていることはありますか。

まずはお客様に誠心誠意対応させていただくということです。

さきほど商売と申し上げましたけど、本当に流れやすいものなので、競合他社も非常に多くて、正直にいいますとどこの水もみんな良いお水ですよ。経験上から申し上げても、この水だから特別良いというわけではないと思います。

でも、この水を飲んでいたことで少しでも自分の健康とかご家族の健康にお役立ちできるのであればと思い、自分自身も健康状態が改善したという経験がありますので、それを誠心誠意伝えられるようにはしたいなと思っています。

自分の体験談も含めて、きちんと丁寧に説明させていただくようにしています。

──経営理念やこれからの目標を教えてください。

一番は誠実、まずはここが一番です。基本的なことなのですけど、これに尽きると思っています。

これから目指していることは、取扱いの商品として、水に関連したもので、ディザスター対策ができるもの、例えば大きな震災があった時とか、断水してしまった時などにも使える商品がありまして、それの輸入販売もしたいと考えています。

あと生保や損保の取次業務や健康食品の販売もさせていただいています。水を通した総合ビジネスといった形ですね。水を通じての広がりというか、健康や安心に関連したものを取扱いしていければいいなと思っています。

起業しても最初から勝とうと思わず1勝9敗のつもりで

──こんな経営者や起業家はすごいという方はいらっしゃいますか。

僕が一番に目標としているのは、孫正義さんです。出自は在日韓国人で、人脈もなく資金もなく、そういったところから今のソフトバンクを起ち上げられた方なんです。自叙伝とかも読ませていただきました。

彼の生き方、仕事に対する姿勢、わき出てくるようなアイデア、他社には追随できないような新たな仕掛け、ある意味独断的ではあるかも知れませんけど、それをどんどん決断できるバイタリティとか、そういった憧れもあります。

あともう1人、マクドナルドで一緒に仕事させていただいていた鴨頭嘉人(かもがしら よしひと)さんという方がいらっしゃいます。

今は講演家として、東京カモガシラランドという会社を経営されていらっしゃいますが、彼の理念とか考え方、人に対する影響力というものもすごいなと思います。

憧れているということは、ある意味鴨頭さんとは違う人間なのですね。彼のようになれないのです。でも僕にないものが多く備わっている方なので、彼に対しての憧れがあります。

色々なところに顔を出して人脈づくりを

──これから起業しようと思っている方へのメッセージをお願いします。

起業するということは、多くの方が言っていることですが、1勝9敗だと思うのです。最初から10割勝つというのは絶対ないと思います。

僕自身も2年近くやってきて、いろんなことがありました。楽しいことだけじゃなく、どちらかといえば辛いことの方が多いと思います。

ただ必ず1人じゃないので、周りにいろんな仲間の方がいらっしゃると思うので、そういった方々とよく話をして、いろんなアイデアをもらって、地道に頑張れば道は拓けてきます。必ず誰か助けてくれる人が出てくるような気はしますね。

最初から全部勝とうと思うと、負けた時のショックが大きいので、1勝9敗ということは念頭に置いて、負けても次にまた立ち上がる気持ちがあれば、いつか成功できると思い続けてチャレンジすることが重要じゃないかなと思います。

BNI(Business Network International)という組織がありまして、僕も所属しています。そういうところを通しても人脈の広がりもありますので、BNIに限らず交流会にも顔を出してみる、参加して人脈を広げてみるといいかなと思います。

いろんなところに顔を出して、人脈を広げて、その中から自分の成長とかビジネスの発展につながるような方々と結びついていけばいいと思います。そこで出会った方々とは、すごくいい関係を築かせていただいています。

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